被災県に住まう人々の暮らしが一転した元旦から4か月。
様々な事情で、避難所での生活を送っておられる方がおられます。
5月上旬、石川県内にある避難所でオルゴールコンサートを開催しました。「被災者に、スイスオルゴールの本物の音を届けたい」プロジェクトCのオルゴールセラピストの熱い思いで、避難所で暮らす方々に、スイスオルゴールの生演奏が届けられました。
本来は、歌がお好きな方が集ってきました。最初は15人くらい。最後には25人くらいになりました。
日常であれば、気の知れた友人とカラオケに行く事が出来ます。
しかし、避難所ではそうもいきません。そんな中、生の音楽を聴けて凄く嬉しかったと言っておられました。
スイスオルゴールの耳で聴き取れない高周波とその振動は、皮膚と聴く神経を通して原始的な脳（脳幹部）の血液の流れを良くする事が解っています。
そこには、自律神経を司るところがあって、長引く「つらい」気持ち、閉じ込めた「苦しい」思いが抑えられる事によって、情報処理が上手くいかず、働きが乏しくなります。
スイスオルゴールの音と振動は皮膚と聴く神経を通して、自律神経を整えることが期待出来ます。
長引く被災後の生活、
縮こまったこころとからだをゆるめ、閉じ込めた感情を解放する、そんな安心・安全な居場所が必要なのだと感じました。