You are currently viewing 【北國新聞】記事が掲載されました。双葉町春祭り「西校下ごちゃまぜファミリー」参加支援

【北國新聞】記事が掲載されました。双葉町春祭り「西校下ごちゃまぜファミリー」参加支援

  • 投稿者:
  • 投稿カテゴリー:news


地域の行事継続に一役「福祉事業所」利用者と住民の交流計画

西小校下の福祉事業者有志でつくる「西校下ごちゃまぜファミリー」が5日までに、 同校下にある双葉町会の行事のサポートに乗り出した。
春や秋の祭りで擬店を出店したり、縁日を企画したりして運営を担う住民の負担を減らし、地域の行事の継続に 一役買う。
介護や障害者支援施設の利用者 と住民が交流できるイベントも企画しており、住民の福祉への理解を深め、地域に溶け込む意設を目指す。

西校下ごちゃまぜファミリーは2022年秋、福祉事業者と住民のつながりを広げることを目的に発足した。
介護や障害者支援、不登校児のサポートを手掛ける5事業所が参画する。西小のバザーなどに参加してきたが、施設利用者と地域の住民の接点を増やすことが課題となっていた。
交流する場を求めていたところ、ファミリーメンバ の藤田歌さん(48)が双葉町会長を務める縁で、5月12日に行われた春祭りに加することになった。

藤田さんによると、町会では約9割の家庭が子ども会に加入しているが、子どもが小学校高学年になり、行事の運営を担う時期になると退会する親もいる。
行参事の継続のためには、外部の手助けが必要だったという。まずは、施設の職員が行事に参加することで、住民に福祉事業所を身近に感じてもらう狙いだ。

春祭りでは、双葉町会館でファミリー6人が、輪投げやくじ引き、綿菓子の模擬店を出店し、神輿巡行を 終えた子どもを楽しませた。
今後、校下の盆踊りにも積極的に参加し、秋頃をめどに、高齢者や障害者と子どもたちが交流できるイペントを計画する。
藤田さんは「少子化が進む中、従来の形で行事を継続させられてよかった。福祉事業者と住民の距離を縮めていきたい」と話した。